透析施設での入院編。
途中からオペ描写があるので、
食事中や食事直後の方、
もしくはそういう描写に弱い方は読まれない方がよろしいかと・・・
「生きて帰ってまいりました」と受付へ・・・
外来の婦長さんが「大変だったねぇ~奥さんもびっくりしたでしょ。もう心配かけなさんな!」と軽く説教される。
「で、シャントはどこに作るん?もう作る場所ないんじゃない?」
→シャントというのは透析するにはある程度の血流が必要なので、動脈と静脈をつないで血流を得るのです。すでに左腕に3回、右腕に2回作り直している自分はもう作る場所が・・・(T_T)
とりあえず病室へ行くのですが
「個室と大部屋どっちがイイ?」と聞くので「もちろん個室!」と即答。
なつかしの(13年前)透析導入時の個室へ入ることに。
また部屋に来ても「シャントをどこに作るか?」の話に。
シャントがなくては透析ができないのでお話になりません。
(この時まだ右足付け根に管が入っていたのでそれで透析はするのですが、血流がとれないので十分な透析とはいえませんでした。幸いにも食欲がなく、体重増加も少なくて済んでいたのでなんとかなっていたのですが)
シャントオペ担当(外科の)医師がこれがまたこの春から毎週木曜と金曜しか来なくなっていたのです。
その医師が来てから相談することに。
5月10日(木)
外科の医師がいらっしゃいました。
医師「さ~て、どうしましょう・・・」
自分「どうしましょう?」
つぶれたシャントを触診しながら何かシミュレートしているようです。
婦長「いつオペする?来週じゃ嫌でしょ?早く帰りたいんでしょ?」
自分「はい!」
婦長「先生、明日やります?」
医師「ワーファリン(血液が固まらないようにする薬)飲んでるんですよね?」
「明日やりましょう!今晩ワーファリンを止めて、明日午前中に"ビタミンK"を点滴してそれでやりましょう」
ワーファリンは"ビタミンK"で無効化されるのです。
なのでブロッコリーや納豆など(緑黄色野菜)が食べれません。
5月11日(金)
ビタミンKの点滴です。30分ほどですが、出血が通常に戻ったかのチェックをして
オペのGOが出ます。
午後2時からのオペが正式決定。
お昼は抜いて、午後1時半にはオペ室へ・・・
通常シャントオペは早い方で30分から1時間。
遅い人でも2時間ほどで終了する局部麻酔のオペです。
毎度のことながら"小心者"、"痛がり"のmorisu2はすでにド緊張しています。
オペ室のベッドに横たわると「時計」が見えます。
自分「先生、ご存知かとは思いますが"痛がり"なのでよろしくお願いします」
医師「はい、がんばりましょう」
婦長「麻酔いっぱい用意してあるから・・・」
自分「あ、スイマセン」
時計が2時を指したと同時にオペが始まりました。
電気メスでバチバチッって切り始めました。
医師「おーワーファリン効果がなくなっていますね」
婦長「そうですね、よかったですね」
まずは詰まっているシャントの中を掃除です。
(血管の中に詰まっている血栓をかき出すんです)
これがまず痛い痛い(T_T)
血管の中だから局部麻酔が効かないんです・・・
っていうかもともと局部麻酔があまり効かないタイプ?
それでも血流が取れません。
新しくシャントを作ろうにもイイ血管がありません。
結局「人工血管」を導入することに。
(たしか)ドリラーという金属性の物で腕の皮膚と筋肉の間に血管を通す「穴」を作ります。
これがこの世の物とは言えないほど痛い!痛い!そして痛い(T_T)
思わず「ぐわぁぁぁ~」って声が出るほどです。
もう「いっそのこと右腕切り落としてくれ!」っていうくらい痛いです。
たしかにこのドリラーをやる前に「局所麻酔」を4~5本打っていましたが・・・
痛い(T_T)
それでもなんとか通り道である「穴」ができ、そこに人工血管を通します。
この通す時もまた痛いのですが・・・
痛みがつきまとうオペでしたが、なんとか終了にこぎつけました。
すでに精も根もつきはてています(-_-;)
医師に「ありがとうございました」と御礼を言いました。
医師はすでに次の予定があるようで、早々にオペ室をあとにしました。
この時、時計は午後6時を指していました。オペ時間4時間という大手術でした。
「オペ後経過編」へつづく・・・ダサ親父でした。
食事中や食事直後の方、
もしくはそういう描写に弱い方は読まれない方がよろしいかと・・・
「生きて帰ってまいりました」と受付へ・・・
外来の婦長さんが「大変だったねぇ~奥さんもびっくりしたでしょ。もう心配かけなさんな!」と軽く説教される。
「で、シャントはどこに作るん?もう作る場所ないんじゃない?」
→シャントというのは透析するにはある程度の血流が必要なので、動脈と静脈をつないで血流を得るのです。すでに左腕に3回、右腕に2回作り直している自分はもう作る場所が・・・(T_T)
とりあえず病室へ行くのですが
「個室と大部屋どっちがイイ?」と聞くので「もちろん個室!」と即答。
なつかしの(13年前)透析導入時の個室へ入ることに。
また部屋に来ても「シャントをどこに作るか?」の話に。
シャントがなくては透析ができないのでお話になりません。
(この時まだ右足付け根に管が入っていたのでそれで透析はするのですが、血流がとれないので十分な透析とはいえませんでした。幸いにも食欲がなく、体重増加も少なくて済んでいたのでなんとかなっていたのですが)
シャントオペ担当(外科の)医師がこれがまたこの春から毎週木曜と金曜しか来なくなっていたのです。
その医師が来てから相談することに。
5月10日(木)
外科の医師がいらっしゃいました。
医師「さ~て、どうしましょう・・・」
自分「どうしましょう?」
つぶれたシャントを触診しながら何かシミュレートしているようです。
婦長「いつオペする?来週じゃ嫌でしょ?早く帰りたいんでしょ?」
自分「はい!」
婦長「先生、明日やります?」
医師「ワーファリン(血液が固まらないようにする薬)飲んでるんですよね?」
「明日やりましょう!今晩ワーファリンを止めて、明日午前中に"ビタミンK"を点滴してそれでやりましょう」
ワーファリンは"ビタミンK"で無効化されるのです。
なのでブロッコリーや納豆など(緑黄色野菜)が食べれません。
5月11日(金)
ビタミンKの点滴です。30分ほどですが、出血が通常に戻ったかのチェックをして
オペのGOが出ます。
午後2時からのオペが正式決定。
お昼は抜いて、午後1時半にはオペ室へ・・・
通常シャントオペは早い方で30分から1時間。
遅い人でも2時間ほどで終了する局部麻酔のオペです。
毎度のことながら"小心者"、"痛がり"のmorisu2はすでにド緊張しています。
オペ室のベッドに横たわると「時計」が見えます。
自分「先生、ご存知かとは思いますが"痛がり"なのでよろしくお願いします」
医師「はい、がんばりましょう」
婦長「麻酔いっぱい用意してあるから・・・」
自分「あ、スイマセン」
時計が2時を指したと同時にオペが始まりました。
電気メスでバチバチッって切り始めました。
医師「おーワーファリン効果がなくなっていますね」
婦長「そうですね、よかったですね」
まずは詰まっているシャントの中を掃除です。
(血管の中に詰まっている血栓をかき出すんです)
これがまず痛い痛い(T_T)
血管の中だから局部麻酔が効かないんです・・・
っていうかもともと局部麻酔があまり効かないタイプ?
それでも血流が取れません。
新しくシャントを作ろうにもイイ血管がありません。
結局「人工血管」を導入することに。
(たしか)ドリラーという金属性の物で腕の皮膚と筋肉の間に血管を通す「穴」を作ります。
これがこの世の物とは言えないほど痛い!痛い!そして痛い(T_T)
思わず「ぐわぁぁぁ~」って声が出るほどです。
もう「いっそのこと右腕切り落としてくれ!」っていうくらい痛いです。
たしかにこのドリラーをやる前に「局所麻酔」を4~5本打っていましたが・・・
痛い(T_T)
それでもなんとか通り道である「穴」ができ、そこに人工血管を通します。
この通す時もまた痛いのですが・・・
痛みがつきまとうオペでしたが、なんとか終了にこぎつけました。
すでに精も根もつきはてています(-_-;)
医師に「ありがとうございました」と御礼を言いました。
医師はすでに次の予定があるようで、早々にオペ室をあとにしました。
この時、時計は午後6時を指していました。オペ時間4時間という大手術でした。
「オペ後経過編」へつづく・・・ダサ親父でした。
by morisu002
| 2007-07-23 20:53